Charvel DKA-115 HSH




メーカー/機種名
Charvel DKA-115 HSH  1991〜1992年製
スペック
ナチュラル
材/塗装 BODY=アッシュ
NECK=メイプル
FRETBOARD=ローズ
FINISH=ポリウレタン
ピックアップ F/C/R=J-50N+J-100+J-80
改造/交換 3弦用ブリッジ駒が割れたため交換
当時の定価
115,000円  1992年購入
コメント
 このギターを買うまでは、FloydRoseタイプのブリッジがついたギターはTokaiのSD-653しか持っていませんでした。そんな時、偶然このギターが大阪梅田のN楽器でB級品特価の28,500円で売っていたのを見つけ、即ゲット。購入理由は、たったそれだけでした。ちょうど、FloydRoseタイプのブリッジがついたギターをもう1本欲しかった時期だったこともあり、自分の音楽嗜好も考えずCharvelを買ったのですが、これが意外と弾きやすく、薄いネックに対する意識を変えてくれたギターでもありました。私としては、Ibanezの薄いタイプのネックよりも好きかもしれません。
 もうひとつ驚いたのが、実際にライブで二度ほど使ったときに感じた、音の良さです。さすがにクリーントーンはツライですが、歪ませた時の音は、それまでに弾いたギターの中では一番だったかも知れません。ただし、愛用のRockmanとの相性ですが・・・。
 いわゆるハードロック・ヘビメタ御用達のギターブランドなので、鋭い歪みを想像していたのですが、意外と高域がシャリシャリせず、中域の甘さをもった伸びのあるトーンが出て、ギターのフォルムに似合わず、T-SQUAREやCASIOPEAのコピーの時に使っちゃったりしたぐらいです。
 また、弦のテンションもバランスがよく、今でもこのギターで味わったテンション感が望みだったりします。
 そんなに気に入ってるのになぜ手放したのか。これも極単純な理由です。ギターの作りとしてはさほど良くもなく、塗装もずさんであったため、ギターそのものに愛着が湧かなかったことと、お金がなかったからです。購入価格はよかったのですが、このギターの定価には疑問でした。
 あの音が欲しくて、後にJ-50NとJ-80は入手しました。これとどこかのシングルピックアップを使って、いつか何かのギターに積んでみようと思っています。でも、クリーントーンに弱いんだ・・・。